カメラ散歩

カメラ持って出かけよう。季節の風景、歴史の街並み、美しい自然。

日本一の串柿の里

和歌山県伊都郡かつらぎ町
四郷の郷は日本一の串柿作りの里です。


和泉山脈三国山(885m)や燈明岳(857m)の斜面に点在する集落です。


ここではおよそ400年の昔から
串柿作りが営まれてきました。


串柿とは
読んで字のごとく
串に刺した干し柿のことで
主に関西地方のお正月には欠かせない縁起ものです。
お鏡の飾り物として不可欠なものです。


ここ四郷の郷では
10月下旬ころから集落あげての串柿作りが始まります。


竹串に刺された串柿を干す風景は
この時期のこの地区の風物詩でもあり
毎年の楽しみでもあります。


今年も
暖かい小春日和の一日
出かけてみました。


京奈和自動車道かつらぎ西インターから国道480号線で
東谷地区に向かいます。
国道を離れたあたりからは
狭い急坂道を登ります。
対向車が来ればどうしようかと思うばかりの道路ですが
どんどん山を登っていくとやがて一つ目大久保の集落に着きました。


平日ということもあって
観光(カメラ)客はちらほら。


つづいて神野地区に行く。
ここは今も茅葺のお宅があり
絶好のカメラポイントで楽しみのところです。


また大きな干場と作業場もあり何枚かの写真を撮ることができました。


1年ぶりの四郷の郷
今年は台風21号のせいか
串柿を干す風景が少し少なくなっていて
残念でした。

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